2015年6月15日月曜日

こたつグレードアップ計画はじめました

「冷やし中華はじめました」という季節ですが、冬を見据えてこたつのグレードアップ計画をはじめました。

テーブルに不満あり

これまでこたつ用に使ってきたキャンプテーブルは足の間に補強用の棒が渡されているタイプです。

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こたつのようにロースタイルで使用するときに短辺側に座るとこれが邪魔になります。また、キャンプテーブルのサイズが120cm×60cmなのに対し、連結したシュラフのサイズは300cm×180cmであり、もう少し大きなテーブルを使ってもシュラフとしては余裕があります。

テーブル購入

そこで、大きなテーブルを購入しました。コールマンのナチュラルモザイク リビングテーブル/180です。価格.comで税込14,800円~(2015年6月18日現在)ですが、コールマンのファミリーセールで税込9,500円で入手しました。

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補強用の棒が無いのでロースタイルで使っても足元が邪魔にならず、サイズもこれまでよりも大きい180cm×80cmで、試しにシュラフをかけてみたらなかなか良いバランスになりました。長辺に(ちょっと狭めだけど)4名ずつ、短辺に1名ずつの合計10名まで対応できそうですが、さすがに10名で使用する際にこたつの熱源がひとつだけだと心細いので、熱源をもう1セット購入する予定です。

こうなると今まで使っていた天板(コールマンのイージーロール2ステージテーブル110)だと小さすぎるので、新たに天板をどうにかする予定です。イージーロール2ステージテーブル65を買い足そうか、適当な板で天板を作るか…。

2015年1月4日日曜日

正月キャンプ

あけましておめでとうございます。昨年に続き、今年も2日からキャンプです。今年は去年よりもずっと暖かいですが、それでも深夜は寒いです。薪ストーブとこの秋にデビューした豆炭こたつのおかげで、デカゴンリンクスクリーン内は暖かいです。

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一応自分のテントは設営してあるのですが、ここまで一度も自分のテントで寝ていません。

では、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年11月25日火曜日

豆炭こたつ導入

年始のキャンプで豆炭あんかでこたつ作戦を実行しましたが、明らかな失敗でした。手持ちの道具類を可能な限り活かしたまま、ちゃんとしたこたつを作りたい、ということで、秋のキャンプで試してみました。

まずは熱源

ネットでいろいろ探していると、楽天でこんな商品を発見しました(Yahoo! ショッピングでも同じ商品が出ています)。電気こたつの熱源部分を取り外した「やぐら(骨組み)」部分に取り付けるタイプの豆炭を燃料としたこたつです。逆にいうと、この商品を使ってこたつを作るには、やぐらと布団と天板が必要になる、ということです。

布団と天板は前回使用したシュラフとローリングテーブルの天板のまま、やぐらをどうにかすれば豆炭こたつとして完成させられそうです。

商品のセット内容で重要なのは「かご」と「中具」の二つ。付属のかごにはたくさん穴が開いていて、色々なタイプのやぐらにビス止めできるというのがセールスポイントのようです。

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どこかからこたつのやぐらを入手してかごを取り付ければよいのですが、そのためだけにやぐらを入手するのも嫌なので、前回使ったキャンプテーブルにかごを取り付ける方法を考えることにしました。

キャンプテーブルにかごを取り付ける

キャンプテーブル自体にかごをビス止めできるような厚みのある場所はありません。ビス止めできるだけの厚みのある木の板をキャンプテーブルに接着してしまうことも考えましたが、設営時にかごをビス止めし、撤収時にかごのビス止めを外す、というのは面倒ですし、ビス止めを繰り返すことにより板が劣化するのも避けたいところです。

ということで、ビス止めで固定するのではなく、何らかの方法でテーブルの下にかごをぶら下げる方法を模索することにしました。

細いガイライン(張り綱)の両端にS字フックをつけ、一方のS字フックをかごにある穴に通し、もう一方のS字フックをテーブルのどこかに引っ掛ければ、ぶら下げること自体はできそうです。さらにガイラインに自在を通しておけば、張力も調整できるかもしれない。

そう考えてキャンプテーブルを見ると、天板を囲むようにアルミが張り巡らされており、ここに小さな穴をあければS字フックを引っ掛けられそうな気がしてきました。早速両端にS字フックがついたガイラインを4本作ります。

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キャンプテーブルのアルミ部分に4か所穴をあけ、かごをぶら下げてみました。かごに中具を入れるとそれなりの重さになりますが、多少ぐらつくものの実用に耐えそうです。

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ぶら下げたかごの上に、こたつセットについてきた遮熱板を乗せてキャンプテーブルへの熱伝導を抑制します。あとは、前回と同様、連結したシュラフをキャンプテーブルにかぶせ、その上に天板を乗せればこたつの完成です。天板がローリングテーブルの天板なので隙間が多く飲み物をこぼすとシュラフが残念な感じになるのでテーブルクロスも張りました。

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前回同様シュラフに対してテーブルが小さいのでバランスが良くないのですが、これでキャンプテーブルの長辺に2名ずつ、短辺に1名ずつ、合計6名まで入れるこたつが完成しました。

実際に使ってみて

夜、こたつの中具に火をつけた豆炭を9個入れてしばらくたつと、こたつの中がじんわりと温かくなります。電気こたつと違ってズボンが熱くなるようなことがなく、いつまででも入っていたいこたつになりました。

遮熱板を置いたとはいえ、かごの真上のキャンプテーブルの天板はそれなりに熱くなりますが、テーブルが壊れてしまったりシュラフが痛んでしまうほどではないと思います。

キャンプテーブルに対して行った加工も小さな穴を4か所あけただけであり、こたつを使わないシーズンでも全く問題なく使用できます。設営・撤収にもさほど手間がかからず、安く加工できたので、今回のこたつ作戦は大成功だと思います。

2014年1月6日月曜日

コールマン ノーススター対決

先月いただいたColeman Northstar 2000ですが、火入れと2500との明るさ対決をしてきました。

明るさは、どちらも明るすぎて比較できませんでした。とにかく二つとも明るい!二つを2メートルほど離した状態で点灯させましたが、お祭りの露店の店頭みたいな明るさでした。

気になったのが、色味です。ホワイトガソリンのほうがガスよりも若干黄色みがかった灯りになりました。良く言えばホワイトガソリンのほうが温かみがある灯りになりました。

番外編として、ノーススターミニチュアキャンドルランタンも使いましたが…、2000と2500の前では完全におもちゃでした。まあ、可愛らしいのでアロマキャンドルでも入れて部屋でキャンプ気分を味わうくらいがちょうどよいのでしょうか。

豆炭あんかでこたつ作戦

11月に薪ストーブで暖を取ることで味をしめました。というわけで年始早々に西湖に突撃してきました。11月の最低気温は1度でしたが、1月は氷点下5度前後まで下がるということなので、さらなる寒さ対策をいろいろ考えました。

ファンでエアフロー対策

まずは前回の課題であった薪ストーブ使用時のエアフロー。新宿のSRCでBundokのファンが1個1000円くらいで2個置いてあったので2個ともゲットしました。薪ストーブの両側にスノーピークのパイルドライバーを打ち込み、そこにロープを張って薪ストーブの真上にファンをぶら下げてストーブ上方の熱気を下方向に送る作戦です。

結果は上々。ファン自体の風量は大したことないのですが、ファンを回すのと回さないのでは全然違います。電池で動く扇風機があれば最高なのですが…。

豆炭あんか

豆炭あんかは昔はどこの家庭にもあったものだそうで、今でも燃料となる豆炭ともども簡単に入手できます。豆炭ひとつで一日中暖かい、という噂でしたが試してびっくり、本当に一日中暖かい。

家庭で使うには豆炭の着火が面倒だという話でしたが、キャンプでは火入れした薪ストーブの中に豆炭を放り込むことであっという間に着火完了。就寝時にシュラフの足下に豆炭あんかを入れて寝たら、ものすごく快適に寝られました。

こたつ

ここ数回は、デカゴンリンクスクリーン内でロースタイルで過ごすことにはまっています。デカゴンリンクスクリーンにはフロアがないので、まずはブルーシートを敷き、その上に隙間なく銀マットを敷き詰め、さらにその上にキャンプ用のカーペットを敷いて、真ん中にテーブルを置いています。

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このテーブルにシュラフをかぶせて、さらにその上にテーブルの天板だけ置けば見た目はこたつになるんじゃないか、という単純な発想。シュラフは10度対応の安くて連結可能なものを2枚持っているので、これを連結すればこたつ掛け布団としてサイズには十分。天板はコールマンのイージーロール2ステージテーブルの天板を使いました。

いざ合体

こたつの形は出来るのですが、安全な熱源がない。ということで豆炭あんかをこたつの中に入れたら暖かくならないかな、と考えて実験。

豆炭あんかを4つセットアップしてこたつの中へ放り込みました。が、待てど暮らせどこたつの中が暖かくならない。豆炭あんかの発熱量ではこたつの熱源としては完全に力不足でした。

仕方がないので、こたつの中にコールマンのクイックヒーターをぶち込み、後ろからファンで強制的に空気を循環させてみました。これで電気こたつ並みの暖かさを手にすることができましたが、さすがに長時間運転させられないと思います。こたつの中でストーブが倒れたら危険だし。ということで、こたつ作戦はうまくいきませんでした。ただし、どうしてもデカゴンリンクスクリーン内は足下に冷気が入ってくるので、これに直接当たらずに済むという意味では、こたつは全く無意味だったとは言えないと思います。安全で効果的な熱源を探すことが今後の課題です。

2013年12月21日土曜日

コールマン ノーススター

12月はおいらの誕生月です。ってなわけで、Coleman Northstar 2000ランタンをいただきました。

おいらはランタン、バーナーともにガス仕様でそろえており、ランタンもNorthstar 2500(ガス仕様)を持っていたのですが、とうとう(強制的に)ホワイトガソリンに手を出すことになってしまいました。

せっかくなので並べて写真を撮りました。

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左がNorthstar 2500(ガス仕様)、右がNorthstar 2000(ホワイトガソリン仕様)。本体の色味が微妙に違って、2500のほうが明るい緑です。グローブガード部分などのメタルパーツも2500がクローム仕上げで2000はブラック。マントルは共通。多分グローブも共通なんだと思います。

2500にはソフトケースが付いてきますが、2000には付いてきません。ってことは、ソフトケースを買わないと…。燃料も買わなくちゃならないし。

ちなみにノーススターにはキャンドル仕様のミニチュア版があるそうです。

2500と2000のどちらが明るいかといった比較は、後日キャンプ場で実験してみます。

2013年11月18日月曜日

薪ストーブ

秋にキャンプをするとなると、朝晩の冷え込み対策を講じる必要があると思います。さすがにデカゴンリンクスクリーンの中で焚火をするわけにもいかないので、薪ストーブを購入することにしました。

入手

新保製作所のネットショップで購入しました。他にもホンマ製作所とか、小川キャンパルのちびストーブとか、いろいろ探すと出てきます。ホームセンターなんかでも取り扱いがあります。本体は鉄板やステンレス製で、本体だけなら5000円以下で入手できるものもあります。薪ストーブは本体だけでは機能せず、必ず煙突が必要になるので、必要な煙突パーツも含めて購入することになります。

おいらは、キャンプセット1号(大)窓付きをベースに、煙突パーツを追加して購入しました。新保製作所さんのネットショップですが、注文完了直後に自動返信メールが送られてくるのみで担当者さんからの受注確認メールは送られてこないようです。少し不安ですがしばらく待っていたら「発送しました」というメールが来ました。

本体検討のポイント

薪ストーブのサイズですが、すこし大き目のものをおすすめします。だいたい市販の薪は長さが50cm程度ですが、小さい薪ストーブだとこれがまっすぐ入らない可能性があります。薪ストーブ本体の構造は簡単ですが、中に「火止め」と呼ばれるパーツが入っており、外寸よりも有効内寸が小さくなるので、心配であれば購入前に「50cmの薪が入るかどうか」を問い合わせておくのが無難でしょう。

窓もあったほうがよさそうです。まず、内部の燃焼状況を窓越しに確認できます。それと、内部の炎の揺らぎを眺めているだけで癒されます。

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煙突

キャンプセットは本体のほかに90度のエビ管と半直管(45cm)が2本、それとT型トップがセットになっており、これらがすべて本体の中に入ってしまうので非常にコンパクトです。が、屋外で単体で使用するには十分ですが、テント内で使用するにはどうしても追加の煙突パーツを使用して煙突を延長する必要があります。

おいらは45度のエビ管を2本、直管(90cm)を3本、さらに煙突ガード(90cm)を3本を同時に購入しました。煙突は他社製の煙突でも接続できるとは思います。例えばホンマ製作所では二重煙突の取り扱いがありますが、新保製作所では取り扱いがありませんので、新保製作所の薪ストーブにホンマ製作所の二重煙突を付けることも不可能ではなさそうです(試してないです)。いずれにしても、他社製の煙突を接続する場合はその径に注意してください。

煙突を横方向に伸ばす場合、その長さの二倍程度の高さを出す必要があるんだそうです。おいらの場合は薪ストーブをデカゴンリンクスクリーン内に設置するため、デカゴンの生地から本体をある程度離す必要があるので、本体から1メートルほど横に煙突を伸ばし、そこからテント外で90度のエビ管を使用して煙突を縦に立ち上げることにしました。

45度のエビ管は二つ組み合わせて煙突の横方向の高さを調節するために(本体の煙突結合部が地面より高い位置にあるため、横に伸ばした煙突を地面に置くために)当てずっぽうで買いましたが、バッチリでした。

煙突ガードは、テント内の煙突とテント外の煙突に付けました。テント内の薪ストーブ周辺に立ち入ることはあまりありませんが、テント外に出した煙突には誤って触れてしまうとやけどをしてしまうので、安全対策として重要です。また、テント外に出した煙突は倒れないように何らかの支持をする必要がありますが、おいらは煙突ガードにロープを巻いてペグダウンすることで支持することにしました。

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テント内から外へ煙突を出すにあたり、テントに穴をあけず、テントの生地を傷めず、かつ、開口部が最小になるように、ということで、多少工作しました。ホームセンターで木の板を二枚購入し、それを蝶番でつないで折り畳めるようにしました。それをテントのドアのジッパーの真下の地面に広げて置くことで、煙突が通るスペースを確保しつつ、煙突にテントの生地が直接触れることを回避しました。

調理器具としての薪ストーブ

薪ストーブにはだいたい「組蓋」というふたがついています。この組蓋を使うことで、大小さまざまなサイズの鍋を薪ストーブにはめ込むことができます。薪ストーブデビュー戦では組蓋部分にてんぷら鍋をセットして、目の前の湖で釣ったワカサギのてんぷらをいただきました。

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また、ストーブといえばやかんです。水の入ったやかんを常にセットしておくことで、テント内も水蒸気で暖まり、また、いつでもお茶などが飲めるようになります。

注意点と課題

新品の薪ストーブに初めて火を入れる場合は、屋外で火入れするか、テントのドアは全開にしておきましょう。薪ストーブ本体の塗装が焼けてかなり煙が出ます。有害なものではないそうですが、臭いので注意が必要です。なお、この時に塗装が焼けることで薪ストーブ本体が変色して「味」が出てきます。

薪ストーブで木炭を燃やすことも可能ですが、大して暖かくなりません。小さくてもよいので常に薪ストーブの内部で「炎」が出ているように薪の量や空気の流量を調整することが重要です。

薪ストーブが発する熱は主に本体や煙突からの輻射熱のようです。燃料の性質上安定して熱を取り出すのはなかなか難しいうえに、どうしても本体上方に熱気が溜まってしまい、大きなテントの内部全体を暖めるには何らかのエアフローを考えなければならなそうです。

排気は煙突を通じて外部に放出されるので一酸化炭素中毒の危険性は極めて低いと考えられますが、逆に燃焼効率が非常に良く完全燃焼に伴って酸欠に陥る可能性があるため、密閉されたテント内での使用は厳禁です。

それでもどんどん薪を燃やせば室内温度はあっという間に20度前後まで上がります。

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寒い時期のキャンプでの薪ストーブは間違いなくおすすめです。