2013年9月16日月曜日

ラクレット

キャンプ料理の定番と言えばやっぱりカレーとバーベキューなんでしょうか。今回は手軽で簡単、さらにオシャレ(女子受けイイ!)な料理をご紹介します。

ラクレットとは

ラクレットってのは料理の名前でもあるのですが、チーズの名前でもあります。ラクレットチーズを溶かして、ジャガイモなどの温野菜とかソーセージなどにかけて食べるだけ。ものすごく簡単ですが、ラクレットチーズの独特の香りと風味がワインに最高です。「アルプスの少女ハイジ」でおじいさんが暖炉でチーズを温めて、溶けたチーズをトローンとかけて食べさせていた、あれです。

材料と作り方

材料はソーセージなどの加工肉とジャガイモ、ブロッコリー、グリーンアスパラ、パプリカなどの温野菜。そしてラクレットチーズ。ラクレットチーズはフランス産よりスイス産のほうがオススメです。多分100グラム500円くらいだと思います。普通のスーパーではまず売っていないと思うので、チーズ専門店に行って探してください。

ソーセージなどの食材をアツアツの状態に温めておき、ラクレットチーズを薄く切ってフライパンなどで溶かして食材にかければ終わり。お好みでブラックペッパーをかけるとさらにおいしくなります。

コツ

ラクレットチーズは冷めるとすぐに固まってしまうので、なるべく長い時間トロトロの状態を維持するためには食材を十分に温めておく必要があります。また、一度に大きな皿に盛りつけてしまうと冷めてしまうので、食べる分だけ少しずつ食材を皿にとって、チーズをかけてすぐに食べるのがベストです。おいらは下ごしらえの終わった食材をセイロに入れて保温しています。

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キャンプでのラクレット

シングルバーナーとフライパンでチーズを溶かしてもよいのですが、おいらは専用のラクレットオーブンを買いました。家庭用のラクレットオーブンは電気を使って食材とチーズを両方温められるようになっていますが、おいらのオーブンはチーズを温めるだけです。完全に見た目の「かわいらしさ」だけで衝動買いしました。

鉄板の下にキャンドルが3つ置けるようになっており、そのキャンドルの熱でチーズを温めて溶かします。鉄板を支える「五徳」部分がチーズをイメージしたデザイン(穴が開いている)で、そこから漏れるキャンドルの優しい光と溶けたチーズから漂う香りで、女子のハートを鷲掴みにしてしまおうという魂胆です。

ちなみにこのラクレットオーブンは、台になっている木の箱にすべてのパーツが収納できるようになっている優れもの。キャンパーの「コンパクトになるもの大好き」心をもくすぐります。

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キャンドルの熱量なんてたかが知れているので、チーズが溶けるまでには少し時間がかかります。逆に大して熱くならないので、小さな子供でも自分で作って食べられます。

なお、五徳部分のデザイン上、風防としての性能はほぼゼロなので、風に弱いです。

風からキャンドルを守りつつ、チーズがゆっくり溶けるのをワインでも飲みながら待って、ゆっくりいただきましょう。

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